朝霞市 W様邸 外壁塗装・屋根重ね葺き工事
2016.06.07 (Tue)
朝霞市 W様邸 外壁塗装・屋根重ね葺き工事 施工データ
工事内容 | 外壁塗装屋根改修 |
---|
施工内容 | 外壁塗装・屋根重ね葺き工事 |
---|---|
プラン・使用塗料 | プラン名:シリコンプラン |
リフォーム期間 | 約4週間 |
■完成写真
外壁面は初めての塗装になりますが、色柄を残す方法は難しい状態のため、思い切ってイメージチェンジをしたいとのご要望でした。重ね葺き屋根の「チャコール」に合わせて外壁、雨戸、戸袋、雨樋もすべて「チャコール」色にしました。単色塗に少し不安を持たれていましたが、ブラック系にまとめた仕上りをご覧になってご主人さまより「大満足」の声をいただきました。
■施工前
外壁全体の防水機能が低下してサイディングの反りや退色が目立っています。また、シーリング劣化による外壁の割れなども発生しているのでシーリングの打ち替えや割れの補修を行ってから塗装を行う計画です。
■足場設置
隣地との間が狭く、お互いの庇や出窓を避けながらの作業です。
裏側も隣地のみなさまにご協力いただきながら組み立てを進めました。
足場設置の完了です。2階のベランダ屋根の上空に屋根工事に必要な作業スペースを設けました。
■屋根工事 (LIXIL セネター 重ね葺き)
屋根工事施工前です。棟板金の補修はされていたようでしたが塗装は新築当初からのままでした。
寄棟の屋根です。まず、棟板金や雪止めなどの既存の板金を撤去します。
棟の木材下地も撤去してスレート瓦だけにして、重ね葺きの準備が整いました。
既存のスレート瓦の上に新しいアスファルトルーフィング(防水紙)を軒先から順に張ります。
アスファルトルーフィングを張り終えたら新規屋根材を屋根の形状にカットしながら軒先から順に張ります。この「セネター」はガルバリウム鋼板に天然石ストーンチップを施した美しいだけではない軽くて丈夫な屋根材です。専用の取付ビスでしっかりと固定しますので強風にも耐えられます。
棟の下地に使用します桟木は、樹脂製を選びました。「美観保証10年」「基材保証30年」と長いスパンで維持できるので腐食が気になる木材の使用を避けました。
屋根と同じ材質の棟カバーを取り付けて重ね葺き工事の終了です。
雪止め金具も取り付けました。美観だけではない凹凸のデザイン。中の空気層で断熱効果もあり、屋根材と下地の空気層により劣化しにくい環境にしています。
外装改修の時期となり、カバー工法の選択も考慮に入れてのご相談でした。部分補修を一度されただけの外壁、屋根とも初めての全体的なリフォーム工事となります。外装劣化診断をさせていただきまして、屋根の塗り替えが難しい状態でしたので、重ね葺き工法でご提案させていただきました。外壁も重ね張りと塗り替えとの選択で、10年目以降に重ね張りを行う計画として今回は塗り替え工事となりました。