トタン屋根とは?知っておきたいメリットとデメリット!症状別メンテナンス方法も解説!
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に 外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている ジャパンテック株式会社です。 代表取締役の奈良部です! 💬「トタン屋根って安いって聞くけど、耐久性はどうなんだろう?」 💬「トタン屋根の住宅って災害や地震に弱そうなイメージがあるけど、大丈夫?」 💬「できるだけ予算をおさえたいからトタン屋根を検討してる!」 トタン屋根は住宅だけでなく、倉庫や工場、農業用施設など幅広い建物に使用されている屋根材です。そんなトタン屋根ですが、ガレージや軒先に使用されている波型の屋根材を思い浮かべる方もいるかもしれませんね。 もし、あなたがトタン屋根と聞いて頼りない印象を浮かべているなら、まだまだトタン屋根の可能性を知らないだけです!見覚えのある波型以外のトタン屋根について知っておくと、屋根材の選択肢も広がりますよ。 今回のお役立ちコラムでは、トタン屋根について知りたいあなたへ!メリットやデメリットはもちろん、どんなメンテナンスが必要なのかについてもお話していきます。 トタン屋根とは?特徴と進化 トタン屋根は、薄い合板に亜鉛をメッキした板状の素材「トタン板」を使用した屋根のことをいいます。この素材は住宅はもちろん、倉庫や工場などにも広く用いられてきました。トタン屋根の歴史は大正時代にさかのぼり、当時主流だった日本瓦に比べて安価で施工期間も短いというメリットがありました。そのため、高度経済成長期にかけて需要が拡大していったのです。 トタン屋根に使用されている「トタン板」自体は、亜鉛メッキ鋼板と呼ばれる素材です。金属製であるために、サビやすく耐久性の低さに課題がありました。そういった背景もあり、近年ではトタン屋根の進化系として、アルミニウムを加えた「ガルバリウム鋼板」が主流になりつつあります。 このように、トタン屋根は時代とともに進化を遂げてきました。安価で施工が容易という特徴は残しつつ、耐久性やデザイン性の向上といったニーズに合わせた素材へと変化してきたのです。現代の住宅においても、トタン屋根は重要な屋根材の1つとして活用されています。 ガルバリウム鋼板とトタン屋根の違い トタン屋根と同じく、軽量で金属製のガルバリウム鋼板は「アルミニウム亜鉛合金メッキ鋼板」と呼ばれています。亜鉛とメッキという部分は同じですが、ガルバリウム鋼板はアルミを加えているため、トタン屋根にはない耐久性の高さとサビにくさをもっているのです。 もし、トタン屋根のような軽量な屋根を探しているならば、ガルバリウム鋼板にも視野を広げてみるのもおすすめです。近年では、塗料だけでなく屋根材もどんどん進化しています。トタン屋根について知ったうえで新しい屋根材に目を向けてみると、満足度が得られるものをスムーズに発見できるようになりますよ。 ▼合わせて読みたい▼ 瓦の10分の1の重さ!?地震対策にスーパーガルテクトが優れている理由とは? トタン屋根の種類 トタン屋根にはおもに3つの種類があります。種類によって特徴が異なるため、トタン屋根を選ぶときの判断材料として把握しておきましょう。 波板トタン 瓦棒葺きトタン 折板トタン 波板トタン トタン屋根と聞いて一番に思い浮かぶのが波板トタンである方も多いことでしょう。納屋やベランダ、駐車場といった場所でよく見かけるトタン屋根です。鉄板がきれいに並んだデザインで、うねりのある波状に加工されているのが特徴です。この波状というのは単なるデザインではなく、強度を高める意図があります。 トタン自体は薄いものですが、波型にすることで縦方向から加わる力に強くしているのです。波型トタンは、トタン屋根の中でも耐久性が高く、軽量であつかいやすいため、汎用性の高いタイプに分類されます。かつては住宅の屋根に使用されることもありましたが、現在では姿を見ることは減りました。 瓦棒葺きトタン 瓦棒葺きトタンは、瓦というワードが入っていますが、瓦屋根とは関係ありません。芯木と呼ばれる木材を等間隔に配置し、トタン板をかぶせてひっかけて釘で固定しているものです。屋根の頂上部分から軒先に向かって、縦方向にトタンを設置していきます。等間隔にトタンを並べることで雨漏りに強く、住宅の屋根として選ばれ続けてきました。 折板トタン 波型よりも凹凸が深くなるように加工してあるのが折板トタンです。折り曲げた形に加工をすることで強度が上がるので、工場や体育館などの屋根に使用されることもあります。凹凸の加工によって水の流れがスムーズになるため、雨漏りの心配も軽減できます。 トタン屋根のメリット トタン屋根のメリットをまとめておきます。おもに5つのポイントが挙げられます。 費用をおさえられる 軽量であつかいやすい 工事期間が短縮できる 耐震性が高い 雨漏りしにくい トタン屋根は材料費が安く、施工費用の相場は瓦屋根の約半分ほどで叶い、メンテナンスコストも安い傾向にあります。簡単に持ち上げられるほど軽量なため、作業がスムーズにできます。屋根材自体が軽いため、積雪があったとしても構造部分に重さのダメージが加わる心配も少ないです。 また、その軽量さゆえに、耐震性についてもメリットとなります。軽量な屋根であれば重心が下がり、地震発生時の揺れも少なくなるのです。住宅で感じる地震の揺れは、屋根の重さと大きく関係しているため、いつおこるかわからない大地震への備えにも有効です。 地震のような自然災害と関連して、トタン屋根では雨漏りがおこりにくいメリットもあります。金属板でつなぎ合わせて屋根を形成していくため、大きな板を使用することで雨漏りリスクとなるつなぎ目を減らすことができるのです。 トタン屋根のデメリット トタン屋根のデメリットはおもに3つ挙げられます。 サビが発生しやすい 雨音がうるさく感じる 断熱性が低い 金属製のトタン屋根で一番の懸念ポイントは、やはりサビの発生です。薄い鉄板に亜鉛をメッキしているため、表面のメッキがはがれやすくなっているのです。コーティングしているメッキがはがれると、サビが発生して最悪の場合トタン屋根に穴があいてしまうこともあります。 それだけでなく、トタン屋根は素材そのものが薄いため、遮音性が低く雨音がうるさく感じてしまいます。それだけでなく、風の音や自動車の音などが室内に響くこともあるのです。リモートワークなどで室内にいる時間が長い場合や、お子さんが小さいご家庭では音によるストレスを感じることもあるでしょう。 トタン板の薄さから、屋外の気温が室内に影響しやすいという断熱性の低さもデメリットになります。夏場は外の高温が室内に熱だまりをつくり、冬は室内に冷気が伝わってくるため快適な温度を保つのが難しいのです。 断熱性が低いと冷暖房の効きも悪くなってしまうため、電気代に悪影響をおよぼす可能性も頭に入れておかなければなりません。ただ、遮音性や断熱性の低さをカバーするためにプラスアルファの施工で対応することも可能です。 トタン屋根に必要なメンテナンスは? トタン屋根にでてくる劣化症状には以下のようなものがあります。 サビや色あせ 塗膜のはがれ サビ サビによる穴あき これらの劣化症状について、4つのメンテナンス方法で対応ができます。 塗装 部分修理 カバー工法 張り替え トタン屋根のメンテナンス①塗装 軽度なサビや色あせ、塗膜のはがれといった軽い劣化であれば、塗装でカバーが叶います。カバー工法や張り替えといった屋根材自体を新しくする方法よりも、安くおさえられる傾向にあるのです。 ただし、塗装は劣化状況が悪化していない段階で有効になるため、放置やメンテナンスを怠ると大規模な工事が必要になります。トタン屋根は塗装でのメンテナンスでとどめるように、定期的な塗り替えや点検をおこないましょう。 トタン屋根のメンテナンス②部分修理 部分修理は、一部だけ破損しているといった小規模での修復が可能な場合に選ばれる方法です。足場を組む必要がある場合は、その分費用が加算されます。足場を外注する業者であれば、外注費も追加されます。 修理箇所の範囲や劣化状況によって費用は異なるため、インターネットなどで調べてでてくる相場よりも診断をうけて確認しましょう。部分修理が可能な場合は軽度な劣化や初期の段階である場合が多いです。 トタン屋根のメンテナンス③カバー工法 トタン屋根の上から別の屋根材をかぶせるカバー工法という方法もあります。現状のトタン屋根をベースとして、そこから下地を貼って新しい屋根を設置する方法です。部分的にサビによる穴があいている場合や、費用をおさえたい場合などに選ばれます。 カバー工法は、次項でお話する張り替えとは異なり、既存の屋根材の撤去が必要ありません。新しい屋根に変わるというイメージチェンジが図れるうえに、撤去費用もカットできるのは一挙両得です。 ただし、カバー工法の場合は劣化状況によっては不可能な場合もあります。また、カバー工法だからといって必ずしも張り替えより安くなるとは限りません。劣化状況や選ぶ屋根材によっては、張り替えと同様かそれ以上の費用がかかる場合もあるのです。 トタン屋根のメンテナンス④張り替え 張り替えは、既存のトタン屋根を撤去して、新しい屋根に張り替えるものです。塗装やカバー工法といったメンテナンスが難しいほど劣化している場合の最終手段となります。屋根材を一新するため、費用もそれなりに高額になります。 メンテナンスとしては大がかりで費用もかかるものになりますが、新しい屋根材で耐久性や美観、快適さなどの向上が可能です。トタン屋根のデメリットがあまりに気になる場合は、張り替えで新しい屋根材に取り替えた方がストレスフリーに過ごせますよ。 トタン屋根についてのご相談はジャパンテックへどうぞ! トタン屋根のメンテナンスやご相談はジャパンテックへ! トタン屋根はそのコストパフォーマンスと多様性で多くの建物に採用されていますが、適切なメンテナンスが必要不可欠です。ジャパンテックでは、トタン屋根の専門知識を活用して、各種屋根のメンテナンスや修理、さらには新しい屋根材への更新もサポートしています。 耐久性やデザインの向上を求める方、または単に現在の屋根状態についてご相談をお考えの方は、私たちのショールームにお越しいただくか、お問い合わせフォーム、メール、または電話でお気軽にお問い合わせください。 地域密着型の当社スタッフが一つ一つ丁寧に対応させていただきます。トタン屋根のすべてをジャパンテックで解決し、安心と快適さを手に入れましょう。 ▼合わせてチェックしたい▼ ジャパンテックのショールーム ジャパンテックの施工事例 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――― 外壁塗装・屋根塗装リフォーム専門店 ジャパンテック株式会社 プロタイムズ越谷店・春日部店の 『外装劣化診断』はこちらから お電話でのご相談、お問い合わせはこちら フリーダイヤル:0120-605-586 越谷市 さいたま市 春日部市の 外壁塗装・屋根塗装リフォームのご相談は プロタイムズ越谷店・プロタイムズ春日部店へ!!
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