アパートやマンションの屋根塗装は酸性雨で劣化する?
2024.06.20 (Thu) 更新
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に
外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている
ジャパンテック株式会社です。
代表取締役の奈良部です!
アパートやマンションをお持ちの皆様。酸性雨による被害が気になったことはないでしょうか。酸性雨は屋根塗装や屋根材を劣化させたり、その影響で苔や藻、カビが発生しやすくなったりなど、アパートやマンションに様々な被害を与えます。
今回のお役立ちコラムでは酸性雨に関する基本情報や、大切なアパートやマンションを守る対策方法などを詳しく紹介しますので、参考にしてみてください!
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酸性雨とはそもそも何?
酸性雨とは、雨や雪、霧などに二酸化硫黄や窒素酸化物などの酸性物質が溶け込んで強い酸性を持った状態を指します。
コンクリートを溶かしたり金属を腐食させてしまったりするため、何も対策せずにいると、アパートやマンションに大きな被害が出てしまうでしょう。
酸性雨の影響で屋根塗装に藻やカビが発生しやすくなる
屋根材や外壁材に使われるサイディングやモルタル、コンクリートなどには、砂や砂利が含まれています。これらは水酸化カルシウムによって硬化しているため、アルカリ性なのですが、酸性雨(酸性)の影響により中和されてしまうと劣化しはじめ、藻やカビなどが発生しやすくなります。
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藻やカビが屋根に与える影響
屋根に藻や苔、カビが生えると大きく美観を崩しますが、被害はそれだけにとどまりません。屋根へのダメージが加速し、屋根材の寿命を著しく短くしてしまいます。また藻や苔が含む湿気によって害虫が発生するケースも珍しくなく、放っておいてよいことはありません。
藻・苔・カビは寒さに弱いため、冬になると枯れていきますが、暖かくなるとまた復活するため、「枯れたから大丈夫」とはならない点に注意してください!放置すればドンドン繁殖していく一方で、衰えることはほぼありません。
酸性雨は屋根材を酸化させてしまう
屋根塗装が機能を失っている場合、酸性雨の被害は屋根材に広がっていきます。鉄製の屋根材は腐食しはじめ、穴が空いてしまうこともあるでしょう。
どの程度酸性雨に弱いかは、屋根材の材質やコーティングによって違いますが、コーティングが失われている場合は簡単に劣化してしまうため、できれば定期的に屋根塗装でメンテナンスしたいところです。
苔・藻・カビが発生しやすい屋根材とは
苔・藻・カビが発生しやすい屋根材はとても多く、スレート屋根や瓦屋根、窯業系サイディングに発生します。放置し続けると屋根材が劣化して雨漏りを起こし、アパートやマンション内部まで被害が拡大することもあるでしょう。
苔・藻・カビは真菌類に近く生態が似ているため、様々な真菌が繁殖しやすくなります。真菌は、皮膚や粘膜、臓器などに深刻な健康被害を発生させる恐れもあるため、アパートやマンションの入居者様に発症する前に早急な対処が必要です。
場合によっては慰謝料を請求されたり大きなクレームに繋がってしまったりする可能性もあります。
屋根塗装に苔・藻・カビが発生したらどうすればよい?
屋根に生えた苔・藻・カビを除去するのは非常に困難で、一般の方が処置を施すのはとても危険なので絶対にやめましょう!
外壁塗装業者に塗装や補修を依頼すれば、下地処理として苔・藻・カビを徹底的に落としてくれるため安心です。屋根材に発生してしまったサビも同様で、サビを綺麗に落とし、必要であれば補修を行います。
苔・藻・カビを綺麗に落とした上で、次に紹介するなんらかの対策を行えば、酸性雨に対して必要以上に不安に思う必要はありません!
アパートやマンションの酸性雨対策とは
アパートやマンションの酸性雨対策を2つ紹介します。
低汚染性塗料で屋根塗装する
全ての屋根塗装用の塗料は、機能しているかぎりある程度の酸性雨対策になりますが、中でも低汚染性塗料は、酸性雨にとても強くオススメです。低汚染塗料はその名前の通り、汚染に対してとても強く、一般的な塗料と比べて耐用年数が長いという特徴を持ちます。
低汚染塗料は親水性に優れていて、汚れなどが付着しても塗膜と汚れの間に雨水が入り込み、汚れを洗い流す機能を持っているため、美観の維持にも貢献するでしょう。
オススメの低汚染塗料①超低汚染プラチナリファイン2000Si-IR
超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRは、アステックペイント社が開発した低汚染塗料の1つです。高機能なシリコン塗料であり、JIS(日本の国家標準になる規格)による試験結果でも、「耐アルカリ性」「酸耐性」をクリアしています!
単に酸性雨に強いだけでなく防カビ・防藻性があり、紫外線によるダメージにも強く、遮熱性も高いなどアパートやマンションの屋根塗装に欲しい機能をいくつも備えているため、かなりオススメです。
耐用年数も長く、一般的なシリコン塗料が7年から15年であるのに対し、超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRの耐用年数は16年~19年ほどあります。
価格は一般的な塗料より高いですが、耐用年数と機能を考えればむしろお得だと言えるでしょう。
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オススメの低汚染塗料②超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR
超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRもアステックペイント社が開発した低汚染塗料の1つです。超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRは高機能なフッ素塗料であり、①で紹介した超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRが持つ機能に加えて、さらに汚れに強く耐用年数も長い塗料です。
一般的なフッ素塗料の耐用年数は12〜20年ほどですが、超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRは21~26年と長く安定しているため、屋根塗装の頻度を減らしたい方に向いています。
ちなみに①と②で紹介した塗料(超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRと、超低汚染プラチナリファイン2000MF-IR)は、どんな外壁塗装業者でも扱えるわけではありません。アステックペイント社の厳しい認定制度をクリアした、プロタイムズ加盟店の200店舗のみが施工許可を持っています。
ジャパンテック株式会社も施工許可を持っていますので、興味がある方はご相談ください!
酸性雨に強い屋根材に交換する
酸性雨に強い屋根材に交換するのも1つの手です。アルミニウムは酸に強いという特徴を持つため、アルミニウムと亜鉛でメッキされたガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板などが最適でしょう。
ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板はほぼ同じ組性となっており、メッキにはアルミニウムが55%含まれています。耐用年数は25年から35年と公表されていますが、メーカーは数字を低く示す傾向にあるため、実際には40年から50年ほど持つ場合も多く、高耐久でメンテナンスの頻度も少なく済むでしょう。
メッキが機能を発揮しているかぎりは、屋根塗装などを施す必要はありませんが、機能が失われてきた場合は屋根塗装を施すことで劣化を防げます。
(ガルバリウム鋼板とジンカリウム鋼板の違いは、商標登録した会社が違う程度です。日本で流通しているジンカリウム鋼板の多くは、石粒を吹き付けていることが多く「石粒がついている方=ジンカリウム鋼板」という認識が広まっています。)
アパートやマンションの酸性雨対策は業者選びも大切
酸性雨対策を行う上で大切なのは、現在付着している苔・藻・カビなどをしっかり落とすことです。また前述した低汚染塗料などは施工技術を問われる扱いの難しい塗料であるため、屋根塗装を依頼する業者選びはとても重要と言えるでしょう。
施工実績や写真付きの施工事例、担当者のコミュニケーション能力や提案力、口コミ情報などを確認し、信頼できるか判断してから依頼することをオススメします。
写真付きの施工事例が重要である理由は、数字だけ実績と違ってごまかすことが難しく、様々な案件の施工前と施工後を確認し、参考にできるからです。
担当者のコミュニケーション能力や提案力には人と人との相性もありますが、信頼を築く上では無視できないポイントなので、こちらもしっかり確認しましょう。
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ジャパンテックで酸性雨からアパート・マンションを守る対策を
酸性雨はアパートやマンションの屋根塗装や屋根材に深刻な影響を与えるため、適切な対策が必要です。酸性雨の影響により、藻や苔、カビが発生しやすくなり、美観を損ねるだけでなく、屋根材の寿命を著しく短くします。これにより、屋根のダメージが進行し、雨漏りや構造の劣化につながることもあります。
ジャパンテックでは、酸性雨対策として、低汚染性塗料を用いた屋根塗装をおすすめします。特に、アステックペイント社の超低汚染プラチナリファイン2000Si-IRや超低汚染プラチナリファイン2000MF-IRは、高い耐用年数と酸性雨への強さを持ち、アパートやマンションの保護に最適です。また、酸性雨に強いガルバリウム鋼板やジンカリウム鋼板への屋根材交換も効果的です。重要なのは、信頼できる業者を選び、適切な施工を行うことです。
ジャパンテックでは、施工実績や写真付きの事例、丁寧な提案を通じて、お客様の信頼を得る努力を続けています。酸性雨による被害を防ぎ、大切なアパートやマンションを長く美しく保つために、専門知識と技術を持つジャパンテックにお任せください。
酸性雨対策に関するご相談やお問い合わせは、問い合わせフォーム、メール、電話でお気軽にどうぞ。また、ショールームへのご来店もお待ちしております。酸性雨から建物を守る最適な対策を、ジャパンテックと一緒に見つけましょう。
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