外壁塗装の種類は?グレード一覧や価格をご紹介
2024.03.14 (Thu) 更新
春日部市、越谷市、さいたま市を中心に
外壁塗装、屋根塗装、各種リフォーム工事をおこなっている
ジャパンテック株式会社です。
代表取締役の奈良部です!
外壁塗装に使われる塗料は何種類もあり、何を選ぶかで耐用年数や機能が大きく変わります。また、高機能である塗料ほど高価になるため、どれを選ぶべきか迷ってしまう方も多いでしょう。
そこで今回は、外壁塗装に使われる塗料の一覧や、それぞれの機能のメリット、デメリットを詳しく紹介します。塗料選びで困っている方は、参考にしてみてくださいね!
外壁塗装に使われる塗料の価格について
外壁塗装業者に見積りを出したことがある方はご存じかもしれませんが、ほとんどの業者は塗装する面積を計算し、使う塗料に応じて費用を計算します。
たとえば、塗装面積が約119㎡(30坪程度の平均的なお住まい)で、塗料の1㎡あたりの価格が2,000円ならば、120(㎡)×2,000(1㎡あたり)=238,000円となります。もし1㎡あたりの価格が1,000円の塗料であれば半額の119,000円となりますし、1㎡あたりの価格が4,000円の塗料であれば倍の476,000円になるでしょう。
まずはこの計算式を覚えておき、次に紹介するグレード一覧を参考にしてみてください。
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外壁塗装に使われる塗料のグレード(種類)一覧
外壁塗装に使われる主な塗料の特徴や価格、メリットとメリットを紹介します。
ただし、塗料の価格は為替や先物価格の変動によって大きく変わりやすいものです。あくまでも参考程度にお考えください。
塗料の名前 | 耐用年数 | 1平方メートルあたりの単価 |
アクリル塗料 | 3〜8年 | 1,000〜1,800円 |
ウレタン塗料 | 5〜10年 | 1,700〜2,500円 |
シリコン塗料 | 7〜15年 | 2,300〜3,500円 |
ラジカル塗料 | 8〜16年 | 2,200〜4,000円 |
フッ素塗料 | 12〜20年 | 3,500〜4,800円 |
光触媒塗料 | 10〜20年 | 3,500〜5,500円 |
セラミック塗料 | 10〜25年 | 2,300〜4,500円 |
無機塗料 | 10〜25年 | 3,500〜5,500円 |
アクリル塗料の特徴とメリット・デメリット
・もっとも安い塗料だが、耐用年数が短い
・発色がよく、適度に塗り替えたい方向き
アクリル塗料の特徴はもっとも価格の安い塗料で発色がよいことです。
ただし耐用年数ももっとも短く、場合によっては3年程度で塗り替えが必要になるでしょう。長い目でみるとコストパフォーマンスが悪いため、一般的な住宅ではあまり使われませんが、初期費用を抑えたい方やとりあえず数年持てばよい方、数年後に取り壊しの予定がある建物などに向いています。
また「発色がよく低価格」という特徴を活かして、数年ごとに塗り替えて建物の雰囲気を変えたい方にもオススメです。
一方で、「何度も塗り替えするのは面倒!」「長い目でみてお得だと感じる塗料がいい!」という方は、他の塗料を選ぶべきです。たとえばシリコン塗料の価格は2倍程度ですが、最低でも2倍以上、場合によっては5倍以上長持ちします。
塗料代以外の費用(人件費や仮設足場代など)も含めて考えると、かなり差がつきます。
ハイグレードなアクリル塗料もある
アクリル塗料から不純物を完全に取り除いた塗料をピュアアクリル塗料(アクリル100%塗料)と呼びます。ピュアアクリル塗料は、普通のアクリル塗料と比べると格段に高性能で耐用年数も長く高性能です。
ただし価格も相応に高いため、機能性と値段だけで考えるならば一般的なアクリル塗料とは別物のハイグレードな塗料です。
ウレタン塗料の特徴とメリット・デメリット
・わりと低価格でアクリル塗料より長持ちする
・木や金属にも対応できる
・シリコン塗料と比べると大きな価格差がないわりに、耐用年数で劣る
ウレタン塗料はアクリル塗料についで安く、アクリル塗料よりも耐用年数が長い塗料です。木や金属などの外壁にも塗りやすく、環境によってはかなり長持ちするでしょう。
ただし、次に紹介するシリコン塗料と比べると耐用年数が短く、その割に大きな価格差がありません。とにかく費用を抑えたいが、アクリル塗料では耐用年数が短すぎて困るという方や、シリコン塗料で予算オーバーするという方にオススメです。
環境や立地によっては大活躍する塗料であるため、外壁塗装業者からオススメされる場合もあるでしょう。
シリコン塗料の特徴とメリット・デメリット
・もっとも一般的で耐用年数と価格のバランスがよい塗料
・ひび割れに弱い
シリコン塗料は外壁塗装においてもっとも普及している塗料で、耐用年数がそこそこ長い割に費用を抑えることができます。単に耐用年数が長いだけでなく、汚れに強い上にカビや苔、藻なども発生しにくく、湿気や結露にも強いのが特徴です。
大きな欠点は特にありませんが、強いていえば若干ひび割れに弱く、大きな地震が起こった時は修復が必要になるかもしれません。
とはいえ、シリコン塗料には様々な種類があります。中には弾性があってひび割れに強い塗料や汚れに強いといった特徴を持つシリコン塗料もあります。シリコン塗料は多くの住宅に使われている塗料であるため、塗料選びにおいてはシリコン塗料の価格を基準に考えてみるとよいでしょう。
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ラジカル塗料の特徴とメリット・デメリット
・耐用年数が長く、紫外線や雨風に強い
・多機能で先進的な塗料なため、特徴を理解するのが難しい
ラジカル塗料は、ラジカル制御型塗料やラジカルフリー塗料、ラジカル制御型ハイブリッド塗料など様々な呼び方があります。
多機能で先進的な塗料ゆえに正確に特徴を理解するのが難しい塗料ですが、簡単にいえばラジカル(酸素や紫外線、水など塗料を劣化する因子)に強い塗料です。そのため、紫外線や雨風に強くて耐用年数も長いのが主な特徴です。
ホワイト系の塗料にありがちなチョーキング(外壁に触れると白い粉がつく症状)にも強いため、ホワイト系を希望した場合に外壁塗装業者からオススメされることもあるでしょう。
シリコン塗料よりもワングレードくらい上の塗料を求めている方にオススメです。
欠点としては、ラジカル塗料自体が2010年頃から普及しはじめた比較的新しい塗料であることもあり、耐用年数が正確にはわかっていません。シリコン塗料よりは長持ちするといわれていますが、最大でどの程度もつかは実証データが不足しています。
フッ素塗料の特徴とメリット・デメリット
・耐用年数がとても長く、汚れに強い
・ツヤなしを選ぶことができない
フッ素塗料はとにかく耐用年数が長い塗料の代表格で、ハイグレードな塗料を求めている方にとても人気があります。汚れや紫外線、雨風にも強いため、美しい外観を長くキープできます。
ただし、素材の特徴としてツヤが出やすく、ツヤなしを求めている方は注意が必要です。フッ素塗料の特徴を想像するには、フッ素コーティングされたキッチン用品を考えるとわかりやすいかもしれません。(汚れに強くて長持ちするけれど、鉄鍋などと比べるとツヤがありますよね?)
フッ素コーティングされたフライパンなどをみて、この程度のツヤなら問題ないと感じるなら、ほとんどデメリットはありません。
フッ素塗料はとても信頼性が高く、公共の建物の外壁塗装などにも好んで使われています。
光触媒塗料の特徴とメリット・デメリット
・とても汚れに強く、耐用年数も長い
・機能が環境や立地に影響を受けやすい
光触媒塗料はとても汚れに強い塗料です。
多くの塗料は紫外線によって劣化してしまいますが、光触媒塗料の場合はむしろ紫外線を利用して機能を発揮します。
仕組みとしては光触媒塗料に含まれる成分が、紫外線(太陽光)に当たると汚れを分解し、分解された汚れは雨風で流れ落ちます。
さらに帯電しにくい(静電気が起きにくい)性質を持ち、チリや汚れもつきにくいです。
デメリットとしては、機能を発揮するのに紫外線(太陽光)が必要であるため、日当たりのよい壁面でないと機能が十分に活かされません。
すべての壁面を同じ塗料にするのではなく、日当たりのよい壁面だけ光触媒塗料を使うのもありです。
(どの壁面にどんな塗料が最適かについて興味がある方は、ジャパンテックにご相談ください!)
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セラミック塗料の特徴とメリット・デメリット
・耐候性が高く、断熱機能や遮熱機能も高い
・風合いが独特で、個性がある
・ベースとなる塗料によって耐用年数が異なる
セラミック塗料はとても耐候性が高く、厳しい環境にも耐えられるため、立地によっては大活躍します。
また石や砂、セラミックなどが含まれているため、独特な風合いがあり意匠性も高めです。セラミック塗料は、何かしらの塗料をベースにセラミックなどを混ぜて作られる塗料なため、耐用年数は製品によって大きく異なります。そのためセラミック塗料を考えている場合は、ベースがどんな塗料なのか必ず確認しましょう。
無機塗料の特徴とメリット・デメリット
・耐候性が高く塩害にも強い
・耐用年数が長い
・硬い材質のためひび割れしやすい
無機塗料は、炭素を含まない無機物(石やガラス、アルミニウムなど)が配合された塗料です。無機物は雨風や雪だけでなく、塩害にも強い塗料として知られています。
劣化しにくく耐用年数も長めですが、硬い材質なため、ひび割れしやすいという欠点を持ちます。塩害対策を考えているのであれば、フッ素塗料もオススメです。ご希望の方はぜひご相談ください。
外壁塗装のご相談はジャパンテックへ!
外壁塗装の費用は塗料の値段で大きく変わりますが、選ぶ外壁塗装業者によっても違います。当社であればハウスメーカーに依頼するよりも約30%ほど安く仕上げられるため、思っているより費用を抑えることができるでしょう。
見積書についても正確な内訳を記載させていただいており、塗装した後に塗装が剥がれたり、色落ちなどのトラブルが発生した時に備えて、保証内容の説明と保証書を発行いたします。お住まいにふさわしい塗料や予算に合わせた塗料も提案させていただきます。まずはジャパンテック株式会社にご相談ください!
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